剣道講座
其の五(2)
足捌きについて(2)
前回は足捌きの基本を紹介したが、本話で珠姫が他の部員たちにその応用を教えていたので、ここではそれを見ていこう。
まずは基本の『送り足』。これは、進みたい方向の足を先に動かし、その後に反対側の足を沿わせるように動かす運び方。前後左右で素早く動きたい時に用いる。
体ごと大きく左右に動きたい場合は『開き足』を用いる。これは足だけではなく、腰も含めて回る動きだ。
また攻める際など、大きく踏み込みたい時には『継ぎ足』が使われる。これは、後足(左足)を前足(右足)の近くまで引き付け、その勢いを利用する足運び。シャクトリムシの動きを思い起こすと分かりやすいだろう。
また、相手との距離が開いている時には、日常の歩き方と変わらない『歩み足』を使うこともある。このように、足捌きにも色々種類があるので、注目して見るとアニメがより面白くなるかもしれない。
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