剣道講座
其の十七
突きについて
怒りに燃えるタマキが小西に叩き込んだ、『アトミックファイヤーブレード』。要するに物凄い勢いで放つ諸手突きなわけだが、このような突きを放つにはどうしたらよいのだろう? 今回は理想的な諸手突きの出し方について考えてみたい。
諸手突きの基本的な流れは、左足で床を押し出し、右足と体を前へ踏む込み要領で相手の喉下を突くといったところ。ただ突きの際は、左足を床から蹴り離さないことがポイント! 足を離してしまうと片足立ちとなり、体がブレて突きの正確さや鋭さが失われるためだ。逆を言えば、これを意識すれば、自然に腰の入ったシャープで正確な突きができるはずだ。
そして、突いた後は素早く竹刀を手前に引き戻し、中段の構えにて斬心をとるのを忘れてはならない。こうすることで、自分の隙を減らすのと同時に、突きを綺麗に決めたことがアピールできるのだ。
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